DSSF3 > RA > ACF/CCF測定
ランニングACF測定の概要
リアルタイムアナライザ(以下、RAと表記)のランニングACF(autocorrelation function)測定は、リアルタイムなFFTアナライザでは、解析の難しい高時間解像度FFT分析(パワースペクトラム)や、自己相関分析のため、RAにデータの取り込みを行います。
- 2チャンネル信号の録音再生、編集
マイク、ライン入力等を利用した音源の録音再生、編集ができます。 また、録音した音源のWAVEファイルへの出力、WAVEファイルを取り込んでの分析ができます。
- ランニングACF測定
指定した積分時間、計算周期で連続的にACFを計算し、結果をリアルタイムで3次元表示します。
- 192kHzサンプリング対応
最新のサウンドカードを利用すれば、サウンドカードの上限、たとえば、96kHzまでのサンプリングが可能です。これにより、従来よりも高精度の測定が可能になります。
- 32bit WAVEファイルに対応
他のシステムで測定された任意の長さのWAVEファイルを読み込んで、音響分析システム(SA)で解析可能です。 精度は32bitまで対応しています。
ACF分析は従来のFFT分析に時間という概念を加えたものです。そのため音響信号の時間的変化といったものが分析できます。時間という次元が加わったメリットは大きく、音響信号の違いを 多次元に数値化して、記録、表示可能です。
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