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インパルス応答測定の概要
リアルタイムアナライザ(以下、RAと表記)に付属するインパルス応答測定機能は、一方でパソコンから信号をスピーカーを経由して出力し、もう一方でそのスピーカー信号をマイクで測定し、その出力信号と入力信号から計算して、その信号成分に与えれた影響を関数として算出します。


詳しい説明

信号は、プログラムで作られ、デジタル・アナログ変換して、その後、アナログアンプで、増幅され、さらにミキサー、パソコンの出力ボリュームを経て、ラインアウト、もしくはヘッドフォーン端子から、接続ケーブルで、ステレオアンプ、それからスピーカーに伝わります。そして空中や、壁に反射して、あるいは2回以上反射して、マイクに入力されます。それが音響信号が伝わる経路です。その経路全体の影響が算出されます。この場合、影響としてはやはりスピーカーから出力された後の、部屋の影響が一番大きいですが、厳密には音響信号の経路すべての影響を受けます。

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