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測定支援機能
自動レベル設定(通常オフ)

インパルス測定機能の「自動レベル設定」をオンにして測定を開始すると、まず調整用の短い信号を出力して入出力レベルを調整します。続いて測定信号が出力され、インパルス応答が求められます。

自動再試行(通常オフ)

正しい測定ができたかどうかチェックするために測定を2度繰り返します。テスト測定データと本番測定データの相互相関をとり、ピークの位置のずれ(時間遅れ)をチェックします。ピークのずれが大きい(=反射音の時間的なずれが大きい) 場合は、再度ピークのずれがなくなるまで自動で測定を繰り返します。

これら自動機能と同期加算を使用すれば、短時間で精度の高い測定が可能です。

自動レベル設定と自動再試行は、チェックボックスでそれぞれの機能を解除できます。 自動レベル設定をオフにした場合は、マニュアルで音量(出力レベル)を調整できます。Windowsのボリュームコントロールを開いて調節してください。 最大音量の約70%を目安にして下さい(注:高周波数を最大レベルで出力するとスピーカー機器を破壊するおそれがあります)。

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