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シグナルジェネレータ
  1. トーン
  2. ノイズ
  3. スイープ
  4. パルス
  5. 合成
  6. 音階
  7. 任意波形編集
シグナルジェネレータでは2chの正弦波、三角波、方形波、のこぎり波などの指定周波数のトーン信号、ホワイトノイズ、ピンクノイズなどの雑音、トーン信号を時間ごとのオクターブで変化させたスイープ音、パルス信号を指定回数、指定の長さ、指定間隔で出力します。

『シグナルジェネレータ』共通操作部分の説明


項目 説明
出力レベル D/Aコンバータから出力された後の最終的な出力レベル(ボリューム)を調節します。[連動]チェックボックスをチェックすると L(左)とR右)が連動して同レベルで出力されます。これはWindowsの再生のボリュームと連動しています。
出力 [開始]ボタンで音の出力を開始します。実行中は、[停止]ボタンに変わり、クリックすると停止します。
ストップウォッチ機能があり、[開始]ボタン押下時より時間カウントを開始し、[開始]ボタンの下にあるスペースに表示されます。停止時までカウントされます。
サンプリング速度 サンプリングレートの選択では、パソコン内蔵のハードウェアを調べて、可能なサンプリングレートを選択できます。出力可能周波数はその1/2の周波数までとなります。
デジタル振幅 D/Aコンバータに入力するデジタル出力レベルを調節します。サウンドデバイスがピークで歪む場合、絞って歪まない範囲で使用することができます。
終了 「シグナルジェネレータ」を終了します。
【参考】
上の操作画面の[開始]ボタンの下の枠は、ストップウォッチの機能で、開始からの経過時間を現在表示します。

その下はサンプリング周波数、この例では48kHzです。一番下は、デジタルボリュームで、この例では最大振幅の100%で信号出力することを意味します。

その左側の出力レベルは、Windowsのサウンドボリュームの出力ボリュームと同じ働きです。D/Aコンバータのアナログ増幅アンプの出力をサウンドカードの最大の出力までどのレベルで出すかを操作するためのものです。この後段にWindowsのサウンドボリュームがさらに有効ですから、パソコン内蔵スピーカーやラインアウトの出力ボリュームを調整するためのものです。もちろん、パソコンの内部処理に使用されるデジタル値を絞ることはデジタルボリュームでしか調整できませんから、この出力ボリュームでは、これを調節してもデジタル値は一定です。あくまでスピーカー出力やラインアウト出力のアンプのボリューム調整です。もちろんこれを最大にして、Windowsのボリュームも最大にし、さらにハードウエアのまわすボリュームを最大にすれば、スピーカーや、ラインアウトの出力は最大です。

これらのボリュームは直列で、接続されています。そんな設定では、スピーカーや、ラインアウトは音が大きすぎて、一般的に歪みます。このボリュームが重要になってくるのは、シグナルジェネレーターの出力を、ラインアウトや、ヘッドフォーン端子から、外部出力する場合です。SNを良くするためには歪まない範囲でできるだけ、大きな出力で信号出力したいからです。

【参考】
出力デバイスの指定をして、同時に必要ないデバイスのミュート(無音化)は、Windowsのサウンドコントロールプログラムのミキサーを使用して行います。また入力デバイスの指定は、DSSF3から行うことができます。どちらも最終的には、Windowsのサウンド機能を利用して調整する機能です。これらはWindowsに準拠して、正式なWindowsの使用方法のため、WindowsのマシーンであればRAをダウンロード、自動セットアッププログラムを使用してインストールするだけで、実行、測定できます。また他のソフトウエアや、パソコンに悪い影響を与えません。

信号出力先の選択はWindowsのサウンドの操作と同じ。テスト信号やサウンドはWindowsのサウンドコントロールのサウンドミキサーにWAVEデータを内部出力します。この場合、Windowsの入出力デバイスの選択や、ボリュームは、Windowsの機能を使用して自在に制御できます。またパソコン内蔵のスピーカーや、外部スピーカーなどに出力する場合はこのwindowsの機能のサウンドコントロールで操作します。またラインアウトを使用した外部出力にはサウンドコントロールの指定のほか、パソコンのラインアウト端子や、ヘッドフォーン端子を使用してそれらにステレオミニミニケーブルを接続して外部と接続します。

レベルの調整もWindowsのサウンドの操作と同じ。ボリュームとしては、Windowsのサウンドコントロールのボリューム(ソフト制御)のほか、パソコンによっては音量ボリューム(機械式)が使用できます。RA内蔵の出力ボリュームも使用できます。プログラム独自なデジタルボリューム(プログラムで独自に名づけたボリュームです。)これはD/Aコンバータに出力するデジタルのレンジを調整するボリュームです。これはD/Aコンバータや、サウンド回路で、出力最大時(一般の音楽では使用しませんが、測定システムはこれを良く使用するからです)に音が歪まないように特別に調整するためのものです。

試験信号を出して、FFTやオシロスコープで測定表示します。たとえばシグナルジェネレーターを使用して測定対象にそれらの信号(正弦波、三角波、方形波、のこぎり波から選択)を入力し、出力を任意に選択したレコーダーなどのWAVEファイルや、シグナルジェネレーターやサウンドボードやマイクや、ラインインや入力デバイスから取り込みFFTアナライザや、オシロスコープなどに測定結果をリアルタイム表示します。

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